コンデンサにプリント配線板の設計・試作から量産までエレクトロニクスパーツを世界の製品にご提供します。



特性経時変化について

アルミニウム電解コンデンサは、素子内の駆動用電解流が徐徐に飛散し寿命末期となる、有限寿命の電子部品です。

その特性経時変化は次のように表わすことができます。

  1. 1.静電容量は徐徐に減少する傾向を示します。
  2. 2.損失角の正接は徐徐に増加する傾向を示します。
  3. 3.通常は電圧が印加されていると低下する傾向を示します。
  4. 4.最終的な寿命末期は、ドライアップによるオープン・モードとなります。

故障判定基準について

製品シリーズ毎に基準設定をしておりますが、おおまかな保証寿命の基準設定は次のとおりです。

  1. 1.静電容量の変化
    初期の静電容量値からの変化が規定範囲(一般的には±20%〜±30%)を越えた場合。
  2. 2.損失角の正接の変化
    規定範囲(初期の1.5〜3.0倍)を超えた場合。
  3. 3.漏れ電流の変化
    規格値を超えた場合を故障と見なします。

寿命の定義について

弊社では、アルミニウム電解コンデンサの寿命の定義について、次の5つの定義があると考えております。

  1. 1.保証寿命
    商品取引上での取り決め寿命。(所定の性能を維持する期間)
  2. 2.設計寿命
    設計段階での狙いの寿命。
  3. 3.実力寿命
    磨耗故障期間に入り始めるまでの期間。
  4. 4.有効寿命
    コンデンサが偶発故障期間を終わって磨耗故障期間には入り、規定された故障率以下の期間。
  5. 5.平均寿命
    磨耗故障になるまでの期間の平均。

寿命には5つの定義があり、寿命の長さには保証寿命<設計寿命<実力寿命<有効寿命<平均寿命の関係があると考えております。

代表的な故障モードとその要因について

故障モードの原因分析図を次に示します。

各種信頼性データ

弊社の代表的なアルミニウム電解コンデンサの信頼性データを次に示します。

125℃保証、縦形チップアルミ電解コンデンサ RVKシリーズ

125℃保証、横形チップアルミ電解コンデンサ RYKシリーズ

125℃保証、小形アルミ電解コンデンサ RKシリーズ

105℃保証、小形高信頼性低インピーダンス品
アルミニウム電解コンデンサ RJBシリーズ