エルナー株式会社

音響用アルミニウム電解コンデンサ

アルミニウム電解コンデンサの構成材料と音質に与える影響をまとめると表1のようになります。優れた音響特性を発揮させる為には、組合せのノウハウが欠せません。

表1

構成材料 材料特性 コンデンサ特性への影響 音響への影響
要素材料 電極箔 化成エッチング 皮膜抵抗 ESR
・一般に低倍率になると高品位な音質になる。
駆動用電解液 電導度 粘度 ESR tanδ
・音響用は歪感が少なく、透明感が増す。
電解紙 密度 厚み ESR tanδ
マニラ系:good
クラフト系:poor
マニラ系
・情報量が多く余韻が向上。
クラフト系
・立ち上がり感が向上し、余韻が減少。
セラミック混抄
・音場感、透明感、分解能向上。
リード線 歪 ESR
CP線
・粗さがあるが力強い。
OFC線
・伸びやかな高域。
ケース材質 スリーブ 固有振動 振動特性
・フロスト加工、吸振合金等により定位感改善・スリーブの材質、含有着色剤により音質変化
封口ゴム 固有振動 振動特性
寿命
EPT系
・リズム感が良く迫力ある。
IIR系
・奥行きもあり定位安定。
工法 巻取ターン数 L成分 誘導電圧
・分割巻等により音の立ち上がり、分解能改善。